※この記事は旧サイト(マリンハビタット壱岐)の記事をリライトしています。
この写真は、2021年2月から育てているカジメ(クロメ)です。
カジメは、壱岐の海にとって欠かすことのできない海藻です。
なぜなら、アワビやサザエ、ウニといった沿岸の重要な生物たちにとって、大切なエサとなる存在だからです。
しかし今、そのエサとなる海藻が減少しています。
エサがなければ、生きていくことはできません。
つまり、カジメがなければ、アワビやサザエ、ウニは戻ってこない。
これは単なる海藻の問題ではなく、壱岐の沿岸漁業そのものに関わる課題です。
私たちは、この現状を変えるためにカジメの育成と藻場づくりに取り組んでいます。
今回、ミニリーフボールで育てているカジメも無事に成長を確認することができました。
小さな変化ではありますが、確実に前に進んでいます。
目指しているのは、「カジメの森」をもう一度、海の中につくること。
そしてそれは、私たちだけでは実現できません。
これまで積み重ねてこられた箱崎漁協の皆さんの努力があるからこそ、今の活動があります。
その想いと取り組みを、さらに次の形へつなげていく。
そのために、私たちも全力で挑戦を続けます。
また、この活動を継続していくためには、資金の確保も重要な課題です。
だからこそ今年は、できることを一つずつ形にしていきます。
壱岐の海を、もう一度豊かな海へ。
その実現に向けて、これからも取り組みを続けていきます。



